生姜のできるまで
これからの季節は葉の部分だけではなく土の中のしょうがの部分も大きくなってきます。これをそのままにしておくと、生姜の部分が土から露出してきます。
土から顔を出した生姜に太陽光線が当るとせっかくの生姜が緑色に変化したり、肉質が硬くなったり、病気になったりするため、土寄せをし、さらに株元にワラをかぶせます。

ワラをかぶせることにより大雨の際に土がはねて生姜の葉に付着するのを防いでくれます。
敷きワラは梅雨時の高温多湿時の作業であるために大変な重労働ですが良質の生姜作りのためには欠かすことの出来ない大切な作業です。

 

▲敷きワラ

7月〜9月
台風シーズンの到来です。台風のもたらす強風はせっかくここまで大きくなった生姜の茎を根元から折ってしまい商品の価値を無くしてしまいます。
また、海から海水中の塩分を含んだ潮風を運んできたりします。(塩分は生姜の生育を損ないます。)そこで私たちは全ての畑にネットをかぶせます。
生姜の栽培も後半になってきました。生姜も、葉がずいぶん茂り、茎も太く硬くなってきました。
しかし、ここで安心して管理がおろそかになると根茎の生育が滞り、また生姜の色艶が落ち品質が低下します。そのために毎年この季節には少量の追肥を行い更なる根茎の生育を促すとともに、雨の少ない場合には十分な量の潅水をして生姜の品質維持に努めます。
台風シーズンも去り台風対策用のネット上げ作業をし、いよいよ収穫の準備に取り掛かります。10月に入り気温が下がり生姜が冬の訪れを敏感に感じると今まで鮮やかな緑色だった葉っぱの色が淡い緑色に変わってきます。これは葉で蓄えた栄養を地下の根茎部分(可食部)に移動させるためです。この変化が生姜の収穫開始の目安となります。




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